ART TRACE GALLERY

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Edge to Edge 大きな壁画

鈴木 雅子   Masako Suzuki
土屋 祐子   Yuko Tsuchiya
馬場 喜三江  Kimie Baba
半田 晴子   Haruko Handa  
平岡 直生   Naoki Hiraoka
向井 三郎   Saburo Mukai

 

2019年11月4日(月/祝)-11月14日(木) 12:00-19:00 会期中無休
November 4 – November 14, 2019 12:00-19:00 Opens everyday throughout the period

★オープニングレセプション 11月4日(月/祝)18:00 –
Opening reception November 4, 2019 18:00-


ART TRACE GALLERY の有志で行われるグループ展(全 5 回)の第4回を開催いたします。

本展では、ギャラリーの隅から隅までの壁をつかい、6 人のアーティストが壁画群を展開します。各人に与えられる壁の面積は 4m×3m 以上。どこからどこまでが隅なのかの定義は、各人に委ねられています。 

壁画の特徴には、建築物と継ぎ目なく一体となり全体を包む効果、即興性・計画性の精度の表出、スケールについての認識が一新される知的興奮などがあります。今回はそれに加え、コラボレーションの要素が追加されます。一つの壁に現された一個人の表出の周りには、もう一つの個人の表出がすぐキワまで迫ります。

今回の6人が扱う内容は、抽象・パターン・具象・コンセプチュアルなど、それぞれ違っています。身体全体をつかって線を描く行為を賛美するもの、身体全体をつかって観ることをうながすもの、大きなものを大きいまま描くもの、小さくても大きくてもかまわないものをあえて大きく描くものなどが混在します。何かしら共通点はあるのでしょうか。それとも差異のみが際立つのでしょうか。

Edge to Edge は、隣り合うから生まれる意味・隅の定義を変化させることによって生まれる意味を、意識的に観察・考察するためのプロジェクトです。

(企画・鈴木雅子、企画協力・向井三郎。本展は、鈴木が過去に参加した同タイトルの展示へのオマージュとして企画されました。)

 

 

作家略歴

鈴木 雅子 Masako Suzuki

www.masakosuzuki.com

1982年長野県生まれ、2010年より東京都在住。

2005年 スコットランド・グラスゴースクールオブアート絵画科卒。

2009年 ロンドン大学・スレード美術学校 修士課程修了。

油彩、空間インスタレーション、映像など、様々なメディアで制作。空間を描く透視図法と現代風景を参照して紡がれたカタチ・色・線は、「バランス」と「間」への感知を促すようデザインされており、度々建築的様相を呈す。

グループ展に「表裏」スコットランド国会議事堂 エディンバラ・スコットランド 2007、「Double Line」NEON Gallery ブロツワフ・ポーランド 2017、シャッフル展「Are we open?」ART TRACE GALLERY 東京 2017 など。主な個展に、「空間に充填」2014、「天と地が転んだ、跳ねた」2017 ART TRACE GALLERY 東京、「観念と抽象」企画・上田和彦 土日画廊 東京 2018。二人展「明日の形跡」ART TRACE GALLERY 東京 2019では、立体作家と共同制作作品を展開。

 

土屋祐子 Yuko Tsuchiya

https://www.instagram.com/yuko_tsuchiya_painting/

1981年東京都生まれ 東京都在住。

2005年武蔵野美術大学油絵学科卒業。

ポートレイトや風景などをモチーフに主に油絵具を使用して制作。支持体や絵の具の持つ物質的な美しさと対象のモチーフが持つイメージとが鑑賞者の中で自然と繋がり、絵画だからこそ表現できる美しさとなることを目指している。

個展(ART TRACE GALLERY /両国、Gallery jin Projects /秋葉原)の他、二人展や三人展、「ARTKYOTO 2012」や「Young Art Taipei2013」といったアートフェア、韓国、スウェーデン、台湾での国際交流展にも参加している。

 

馬場 喜三江 Kimie Baba

http://www.instagram.com/kimie.baba/

1982年東京都生まれ、東京都在住。

2004年多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業。2007年同大学大学院美術研究科絵画専攻油画修了。

絵という平面の中でかたちが在るということはどういうことなのか。他者が絵画の中の空間に存在を認識する、またはさせるということはどういうことなのか。” を軸に絵画に於ける造形性をテーマに制作。地と図の関係を打ち出したギンガムチェックの油彩から、近年では平面の構造を分解し再構築するようなイメージを基に、紙で紙を組んでいく半立体へ展開している。

個展「或る、在る。」2019、「Form」2017 ART TRACE GALLERY 両国。

グループ展他「3331Art Fair 2018」アーツ千代田3331、「布置を描く」2018、「OPEN TIME」2017 ART TRACE GALLERY 両国 など。

 

半田晴子 Haruko Handa

1971年生まれ、東京在住。

女子美術大学芸術学部絵画科洋画専攻卒業。女子美術大学大学院美術研究科美術修了。

2003年~2008年 豊島重之キュレーションによる「ICANOF Media Art Shows」に参加する。主な展覧会に2004年~2008年 ICANOF企画展(八戸市美術館)、2006年 ICANOF「TELOMERIC展/Vol.2」(photographers’gallery/新宿)

2018年 個展「after FRONT」(ART TRACE GALLERY /両国)など。

今回のグループ展では、ある組織のプロパガンダ再現イメージを通して、実際に流通するイメージの偏りや齟齬を露わにすることを試みる。

 

平岡 直生 Naoki Hiraoka

1982 札幌生まれ 八王子在住

2004 GEISAI 6 リキテックス賞

2007 八王子夢ビエンナーレ

2008 新宿プロムナードギャラリー

2014 ART TRACE GALLERYy

2016 東京ワンダーシード2016

2018 金多屋GALLERY (八王子)

2019 ART TRACE GALLERY

2007年から八王子にて障害のある方を対象とした絵画クラブ・アトリエ響をスタート

現在、八王子市内の社会福祉法人、NPO法人など複数の障害者施設の美術講師

中野区教育委員会社会教育訪問学級美術講師を務める

 

向井三郎 Saburo Mukai

http://saburomukai.com

1964年 福岡県生まれ、現在千葉県在住

1989年 東京藝術大学大学院美術研究科修了

1992〜94年 オランダ、ハーグ市に滞在。ハーグ王立造形芸術アカデミィ(モニュメンタルデザイン)在籍。

近年は観察描写による木炭のドローイング作品の他、壁面に直接線描を加えるウォールドローイングや版画作品を制作。

個展(巷房、art space nohako、ART TRACE GALLERY)の他、主な活動として、2004年「窓辺」小倉康正(空間設計)とのコラボレーション/O-NE manokurozasu、2019年「モザイク・テーブル」/ART TRACE GALLERY、2018年「days in a place」ブックデザイナー岡本洋平とのアートブック制作出版など。