Current Exhibition
Atsuko Fujii solo exhibition
transformation - Experiments and Approximate Results -
2026/03/22(日)〜2026/04/12(日) 12:00-19:00 休廊日:水曜
March 22 - April 12, 2026 12:00-19:00 Closed on Wednesdays

transformation 2026年 41.0×31.8cm ミクストメディア
「transformation 〜実験と近似値的結果〜」のコンセプトにあたって
今回の展覧会では、副題として「実験」という文言を使用させて頂いた。
では、どのような実験だろうか?と鑑賞者は疑問に思う。
私の作品は見た感じちょっとオサレ系ちょっとキャラ系のポップアートだ。
しかしながら、作品のコンセプトは、「ジャクソン・ポロックへのオマージュ」である点をお伝えさせて頂きたい。
これがこの度の「実験」につながっており、私が作品制作を通して根源的に好奇心を抱いているコンセプトである。
ジャクソン・ポロックの各々のペンキにあたるドリッピングは動的であり、且つ自律した形象として表層化される。
それらの一つ一つが積み重なって、オールオーヴァーと呼ばれる強度の高い画面を構成している。
「Number 1, 1950 (Lavender Mist)」ではドリッピングにあたるものはもはや溶けつつ、ミニマルアートのように一つの一元的なモノ化される「一歩直前」の状態にある。
その「一歩直前」の余剰に溢れた飽和的な空間を、ポップで象徴的ななアイコン(キャラクター)をドリッピングの代わりの一要素として、異種混合的に作成するという目的こそがこの度の「実験」にあたる。
ポロックのドリッピングでは群雄割拠的な形象の一つ一つがその下地を固い抵抗体として革命を起こし続け、「The Deep, 1953」のように且つ画面上で下地からも革命を起こすというチャレンジを続けた。
私も支持体も含めた、平面という視点の固定を前提とした特殊な条件下で、絵画を破壊すべく常に下地への抵抗(革命)を続けながら、飽和的な余剰を含めたある意味一元的な物体の作成を一つの「実験」として成功させる事をコンセプトとしている。
ミニマルアートのように一元的な作品に至るほど多くの形象にまみれたものとはならなかったが、視覚的な撹乱を起こす程度には成功したではないかと思っている。
反面ポップアーティストとして一デザイナーとしてこの作品がチープな形象としてメディアに流布される事を願っている。
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作家略歴